2013年5月15日水曜日

復興ステーションの活動状況

復興ステーションについては、フェイスブックのこちらのページで様子を確認することができます。
https://www.facebook.com/pages/%E5%BE%A9%E8%88%88%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3/453402341379675
継続的で流動的で拡張する事態への対応という点では、ブログよりフェイスブックのほうが使い勝手がいいようです。
「いいね」と「シェア」のポチでメンテナンスが可能となります。構えずに瞬間的な反応をメッセージとして示すところにフェイスブックの魅力があります。

2013年3月29日金曜日

イベントの始め方(9)「企画」と「計画」

ここまでくると、どのようなイベントをつくろうとしているのか、だいぶ様子はつかめているはずです。

イベントをつくるには、大きく分けて「企画」「計画」「制作」「評価」の4つの段階がありますが、いまは「企画」の段階はほぼ終えて、次の「計画」へと向かうところにいます。
ここは大きな境い目です。

「企画」と「計画」とは何が違うのか。
「企画」はやりたいことをハッキリさせる段階、「計画」はそのうえで、やりたいことを具体的な形にしていく段階です。
具体的な形にしていくとは、第一には「予算」をハッキリとさせることであり、「誰が何をやるのか」を決めていくことです。
たとえば旅行を例にあげてみましょう。あそこに行きたい、あれを見たい、何日ぐらいと、ネットやガイドブックを調べて旅のプランをたてるのが「企画」の段階。旅行代理店に行き、飛行機やホテルなど、支払先を選んで見積もりを作るのが「計画」の段階です。乱暴な言い方となりますが「計画」とは誰にいくら支払うのかを決めていくことにほかなりません。
また、旅行の例にみるように、計画は(場合によっては)プロにお願いをする段階という言い方もできるでしょう。

ということで、この段階でお金の計算をしてみましょう。
これを固く言うと「予算を作る」ということになります。
改めて言うと「予算」はただの数字ではありません。「誰に」いくら支払うのかを示すものです。
全体のプロデュースをプロにお願いするとしても、予算はきちんと管理しましょう。

予算には「収入」と「支出」がありますが、まず「支出」を計算してみましょう。
支出には、直接イベントの制作にかかわる「制作費」と「準備費」があります。
準備費は文字通り準備にかかるお金で、代表的なものとしては、交通費、会議費、通信費、郵送費(宅配費)などがあげられます。
制作費にはさまざまな項目がありますが、大きくは①会場関係費、②運営関係費、③PR関係費と分ける方法があります。

①会場関係費
イベント会場をつくるための費用です。まずは会場利用料。それに設備関係費と造作関係費が加わります。
設備関係費とは、たとえば音響、映像など。こうした設備関係機器についてはレンタルがあります。
まったく経験がないようでしたら、まずはレンタル屋さんに相談をしてみるのはお勧めの方法です。
http://www.acom-rental.com/event_navi/
こちらはイベントナビのお勧めです。



次に造作関係費とは、会場での装飾や看板、セットなどの作り物となります。
造作となるとまさにプロにお願いする世界とも考えがちですが、手作りで味を出すのも方法です。
たとえばイベントナビでも紹介しているママ祭りは基本手作りで会場を作っています。
http://www.child-rin.com/activity/event/

また、造作にあまり凝ると、会場での制作・設置時間もとられます。
それでもプロに頼むレベルの造作が必要になった場合はどうするのか。
具体的にはどこに依頼をするのかということになります。
すでに知っているところがあれば問題はありませんが、そうしたあてのない場合はどこにお願いするのか。

私は造作関係についても、まずはレンタル屋さんに相談をしてみることをお勧めします。
イベントの世界での制作関係の会社は実に多種多様で、初心者であれば、ホームページで探しても様子がわからないというのが実際であると思います。
であれば、まずはレンタル屋さんに相談をするというのは、初心者にとっての現実的な入口です。

ここでも旅行を例にとれば、レンタル屋さんはいわば総合旅行代理店といってもいいでしょう。
それで様子をつかめば、さらに専門性の高い代理店に独自の旅行プランをお願いするように、狙いを定めた会社を当たってみるというわけです。

2013年3月3日日曜日

イベントの始め方(8)「いつ」「どこで」「いくらで」開催するか

これはイベントの成否を左右する重要な決定事項ですが、かといって難しく考える必要はありません。具体的に考えることがなりよりです。

「いつ」については、考えているターゲットにとっての都合のよい日よい時となります。
「どこで」もターゲットが来やすい場所(交通の便)と費用(入場料)=「いくらで」となります。

当たり前といえば当たり前ですが、常に来場者の目線で決めていくことが「具体的に考える」こととなります。

さて、ここで来場者とは誰かを具体的に考えてみましょう。
よく「性別」「年齢」「趣味」「家族構成」といった言葉でターゲットを考えることがあり、それはそれで大切なことでもありますが、私はそれよりも「あなたがこのイベントで案内を出したいメール先」をターゲットとすることが大切と考えます。
それは友人、知人、仕事関係者などですが、このイベントの開催をお誘いしたい人をリストアップしてみましょう。
その人にとって都合のよい日時、場所、入場料を考えましょう。

振り返ってみて、モデルとしたイベントの日時、場所でよければ、そのまま真似してしまうこともいい方法です。何事も真似から始まります。

もう一つ、重要なことは「会場の都合」です。その日が空いているのか、費用として合うのか。これが前提にならないと先には進めません。

2013年1月22日火曜日

イベントの始め方(7)イベント名と効果的なキャッチフレーズ

次にイベントのタイトルとキャッチフレーズです。
何にも知らない人にチラシを渡して、それがどのようなイベントなのかが、漠然とでも想像できるような、そのイベントに行ってみたいと思わせるようなタイトルとキャッチフレーズです。

イベントナビに投稿されているイベントから具体例をあげてみましょう。

主催者     [みんなのフットサル交流会]
イベント名     ★初心者女性向けフットサル教室「チカフットサル」★
キャッチフレーズ 女子のみで楽しくフットサルしてみませんか?
http://www.event-navi.ne.jp/d_top.php?eventID=0000018477

これはいいですね。まず、どのようなイベントであるのかが、イベント名を見るだけでシンプルにわかります。
そのうえにイベントとしての特性も感じられます。
たとえば主催者名の[みんなのフットサル交流会]。これで堅苦しくない集まりであることが想像できます。
イベント名とキャッチフレーズで「初心者女性向け」であり、しかも「女子のみ」であるというターゲットが明確に示されています。
加えて「チカフットサル」というネーミングが、このイベントの独自な個性の表明にもなっています。いかにも女子らしい、かわいいネーミングです。
すなわち、「分かりやすく」「独自な個性がある」という点で大いに評価できるサンプルです。
もちろん誰もが知っているスポーツをベースにしたイベントだけに、基本的にわかりやすい、ということはありますが、大いに参考にしてください。

イベントの始め方(6)「主催者」を考えてみよう

主催者は誰なのか。
具体的には「名前」を考えてみましょう。
あなた個人の名前なのか、団体の名前か、あるいはイベントのための特別なグループの名前か。

例えば行政関係のイベントでは「〇〇イベント実行委員会」といったイベントのために結成したグループ名をつけるケースも多く見られます。

主催者ということはイベントの責任者でもあります。主催者の連絡先もハッキリしなくてはなりません。最近は連絡先として携帯の電話番号とメールアドレスというケースも多く見られます。これはイベントによりけりですが、継続的な信頼性を得るには、やはり住所と固定電話を明示することが望ましいと思います。

さらにお金のやり取りが出てくるのであれば、そのための通帳はどうするのか、といった事態も発生します。団体として通帳を作る、当面個人の通帳を新たに作って専用に使うなど、お付き合いのある銀行に問い合わをしていくことになります。

イベント主催者の名前はイベントのイメージに大きく影響します。しかしイメージばかりでなく、こうしたことも考えて名前をつけてください。表向きの名前は名前として、具体的な連絡先、通帳などは個人という方法もあります。

こうしたことを通して、イベントを始める準備がグングンと進んでいくことになります。

2013年1月21日月曜日

イベントの始め方(5)「案内ちらし」をつくってみる

(4)のまとめ会議までいけば、どのようなイベントなのか、大体のイメージは出来上がっているはずです。いない場合は、もう一度まとめ会議をやってイメージを創り上げていきましょう。

さて、ここまできてようやく計画書の作成となります。
なんて書くと「めんどうくさい」という声も聞こえてきますが、まあまあ。

堅苦しく考えずに「案内チラシ」をつくってみましょう。それが計画書になります。
「案内チラシ」には何を書かなくてはならないか。

①主催者名および連作先
②イベントのタイトル
③キャッチフレーズ
④開催日時
⑤開催場所
⑥入場料(無料の場合は無料と書く)

どのようなイベントでも「案内チラシ」をつくるとなれば、まずこの程度は書かなくてはなりません。
実は計画書というのは、この内容を明確に整理したものです。
計画をまとめるメソッドに6W1Hというものがあります。
計画の内容を以下の項目に分類して整理するというものですが、これに「案内チラシ」の内容を重ねてみましょう。

who 誰が       ①主催者名および連作先
what 何を       ②イベントのタイトル
whom 誰に            ③キャッチフレーズ
when いつ      ④開催日時
where どこで    ⑤開催場所
why なぜ
How どのように
How much いくらで ⑥入場料(無料の場合は無料と書く)

このうち、「why なぜ」と「How どのように」が対応していませんが、これらはここまでの会議でかなりイメージができていると思います。

さあ、「案内チラシ」の試作品=計画書をつくってみましょう。
できればポスターなどを考えて、大きな模造紙に書き出してみたりすると、雰囲気もでてきます。

2013年1月14日月曜日

イベントの始めかた(4)次はまとめ会です

企画会議の第2回は「まとめ会」です。

第1回の「ブレスト会」ででたいろんな意見やアイデアを改めてまとまるのが「まとめ会」です。
はじめに言っておくと「ブレスト会」と「まとめ会」は違う日にやったほうがいいです。
「まとめ会」には道具がいります。
ポストイット、ポストイットに書くマーカー、そしてポストイットを貼る大きな紙です。
ここまで書くともうわかりますね。
そうです、ポストイットにイベントへのアイデアや意見を書いて紙に貼るのです。
こうした作業は時間の区切りをつけると雰囲気がしまります。

①まず15分で各自書き出す。無言で、集中して書き出す。
15分てなかなか長いですよ。まわりとおしゃべりなんてしないで、ともかく書く。

②書いたポストイットを紙に貼る。同じグループと思われるものはグループ化する。
グループ化は皆で相談をして進める。まあこれも15分もあればいいかな。

③ポストイットの貼られた紙をみて、ああでもない、こうでもないと言い合う。
さらに、モデルとなったイベントで撮影した写真をその上から貼ったりする。

これは延々と行ってもいいですよ。盛り上がれば1時間。さらにビールが入って2時間でも。そうです。体験した人はわかりますが、これは「ワークショップ」の手法です。これで重要なことはイベントのイメージを紙の上に外形化(見える化)し、それを関係者で共有するところにあります。つまり「同じ風景を見ている」状態になることです。

東京雪景色(イベントナビ企画イベント)

フェイスブックで「東京雪景色」というイベントを立てました。
今日の大雪の東京及び近郊の情景を撮影した写真を広く集めようというものです。
https://www.facebook.com/events/121039424733801/
イベントナビでの自主企画イベントです。
FACEBOOkに参加していない方は、こちらのブログにご投稿ください。

2013年1月4日金曜日

復興ステーション

「復興ステーション」の発想は陸前高田市の戸羽市長の講演を聞いているなかでうまれました。それは復興が忘れ去られてしまう、風化していくことへの危惧です。
戸羽市長は言います。
「野球選手だって誰も観客がいなくては力がでない。それと同じで誰からも見てもらえなくては復興への力は生まれない。たから何かを助けてほしいとは言わない。ただ見にきてほしい」
その率直な言葉を聞いて胸を打たれました。

「復興ステーション」について簡単に説明します。
目的は「復興を身近に感じる・復興の見える化」です。被災地の復興の様子を、その進捗状況を人々の身近な場所で、リアルな形で、ライブな感覚で見せることを狙いとしています。
この「復興ステーション」は屋内型のミニ仮設店舗(イベントショップ)で、駅や空港、イベントホール、ショッピングセンターなど、人の集まる、しかも安全管理が行われている場所、キオスクが展開している場所に設置します。大学のキャンパスなんかもいいと思います。
個々の内容はステーションによって変わりますが、内部の大きな要素はこんな感じです。
【ニュースコーナー】
①復興壁新聞(被災地から毎日ファイル通信~プリントアウトして掲示)
②復興応援メッセージ(企業などからの支援活動掲示・スポンサー掲示)
③復興ビデオ&パソコン(映像での紹介)
④適宜抽選会やミニライブなどのイベント開催
⑤復興応援ピクチャーポイント&募金箱
【販売コーナー】
⑥復興グッズ(被災地が開発した小物など)販売
⑦復興食品(被災地の加工食品など)販売
外観は同じデザインで統一され、一目で「それ」と分かるようにします。
建物の素材も被災地より調達し、簡単に組み立てられるシステムとします。「どんぐりハウス」と同じように建築&インテリアデザイン系学生の実習プロジェクトにしていきたいです。
マークも開発し、一貫したデザインで、復興ブランドショップとしておしゃれな展開とします。
ポイントはテレビやネットではなく、リアルな存在として示すことであり、ちょっとした待ち時間、通りすがりに、連れと一緒に見て、それを話題に言葉を交わすイメージです。この「言葉を交わす」ことが重要です。
テレビやネットではない、こうしたリアルに存在を感じるライブコミュニケーションが本当に必要なのだと思います。
運営は、被災地からの提供については、復興関係のNPOに期待します。被災地の地方新聞なども壁新聞制作に力をいただきたいと思います。店舗の運営は復興支援関連のNPOの力を得て展開したいと思います。このステーションは復興関連のNPOのネットワーク基地ともなるわけです。
費用については、収益だけでまかなうわけにはいきません。これが一番の問題ですね。まずは復興庁など、国の支援を期待します。次いで企業のスポンサー。一般からの義援金も募集します。
ぜひこのプランを具体化したいと思います。ご意見をお寄せください。

初夢ですが正夢にしたいと思います。皆様いかがでしょうか。よろしくお願いします。

2012年12月30日日曜日

2012年12月のイベントナビアクセスベスト20

2012年12月
イベントナビアクセスランキング 
ベスト20

1位  【クリスマスイブ】一人参加限定パーティー
http://www.event-navi.ne.jp/d_top.php?eventID=0000003126
2位  A-STATION~はじまりの駅~SENDAI
http://www.event-navi.ne.jp/d_top.php?eventID=0000018080
3位  新長田 街めぐりガイド
http://www.event-navi.ne.jp/d_top.php?eventID=0000016062
4位  クリスマスパーティ ~Silent Night~ in 大阪 梅田
http://www.event-navi.ne.jp/d_top.php?eventID=0000007501
5位  東京のクリスマス・プレゼント! ステキなステッキ!
http://www.event-navi.ne.jp/d_top.php?eventID=0000017912
6位  スポーツファンフェスティバル2012 WINTER
http://www.event-navi.ne.jp/d_top.php?eventID=0000017822
7位  真不安奇異夜話 お台場変
http://www.event-navi.ne.jp/d_top.php?eventID=0000017927
8位  第7回TOHOシネマズ学生映画祭
http://www.event-navi.ne.jp/d_top.php?eventID=0000018064
9位  無料映画上映会「地球交響曲 ガイアシンフォニー第三番」
http://www.event-navi.ne.jp/d_top.php?eventID=0000018084
10位  東京ディワリフェスタ西葛西2012
http://www.event-navi.ne.jp/d_top.php?eventID=0000016781
11位  ★恋人さがし! 合コン甲子園♪ (弘前)
http://www.event-navi.ne.jp/d_top.php?eventID=0000005224
12位  小学生でもできるAndroidアプリ開発講座
http://www.event-navi.ne.jp/d_top.php?eventID=0000017994
13位  土曜日2012年12月22日に大阪梅田のインターナショナルクリスマスパーティーイベント
http://www.event-navi.ne.jp/d_top.php?eventID=0000017769
14位  ご当地キャラ忘年会
http://www.event-navi.ne.jp/d_top.php?eventID=0000018093
15位  クリスマスイブ12月24日ヤング交流パーティー20代30代
http://www.event-navi.ne.jp/d_top.php?eventID=0000018045
16位  12/31 カウントダウンパーティー 東京 2012 - 2013 @ 六本木
17位  nkw10周年特番「This is nkw ~遊びは終わりだ~」
http://www.event-navi.ne.jp/d_top.php?eventID=0000017959
18位  12月23日クリスマスパーティー東京★六本木VANITY800名!!!Xmascarnival
http://www.event-navi.ne.jp/d_top.php?eventID=0000018034
19位  12月15日クリスマスパーティー@六本木HIVE ★FANTASTIC NIGHT!500名★
http://www.event-navi.ne.jp/d_top.php?eventID=0000017914
20位  自由が丘コン*学生限定街コン*
http://www.event-navi.ne.jp/d_top.php?eventID=0000017661

やはり12月はクリスマスイベント、街コンイベントが人気でした。
皆さん、楽しいイベントをお過ごしになりましたか。
いいパートナーを見つけられましたか。

第2位は東日本大震災の被害を受けた地域の再生プロジェクト。
第3位の街めぐりガイドは継続的な人気イベントです。
第7位は「ネットラジオで異例のリスナー数を誇り、惜しまれながら一時休止した伝説の怪談ネットラジオ【不安奇異夜話】が真不安奇異夜話 お台場変(ライブ)として復活いたします。」とのこと。
第8位は「学生による、学生のための映画祭」。作品の制作は学生が行っている。
第10位は10月27日開催なのに12月に入っても人気。このイベントのホームページとして見られているようだ。

皆さん、今年もイベントナビをご愛顧いただき、まことにありがとうございました。
来年もイベントで繋がり、イベントナビでその繋がりを広げましょう。